映画の授業で「伊丹十三」「車の中」というワードが聞こえてきて、
「あらら?これはもしや?」と思ったら案の定、「家族ゲームという映画なんだけどね」と先生。
ああ!やっぱり!
思わずにやついてしまった。あの『家族ゲーム』の題名が授業に出てくるとは。
母にケッサクだから見なと言われていたのだが、基本外国の映画メインなわたしは先延ばしにしており、
ある日オープニングだけ見て、あ、これは相当きもいと思いまた先延ばし。(ちなみにきもいの好き)
結局全部見たのは2,3年前だったかしら。
きもちわるかった。(いい映画だった)
松田優作にはなじみがないので、わたしの中の松田優作像はこの変態家庭教師になっている。
ああ、悶々としてるがポップなこの空気。日本にしか出せない。
これはあの有名な?シーン。とんでもないエンディング。
シュールすぎるこの配置。家庭教師まさかのセンター。
これを見ていいと思えない男性とは結婚できないと思う。(笑)
去年の夏は日本映画では小津&成瀬フリークだったけど
80年代の日本映画がひっかかる今日この頃。
『1999年の夏休み』『満月のくちづけ』も気になっている。
この時代の日本独自のアンニュイさがフランスとある部分で通じているのかもと思った。
文化においてのフランスと日本はもしかしたらかなり似ているところがあるのかもしれない、と。
これから掘り下げていきたいです。
ちなみにこれは、モーマスが『1999年の夏休み』にインスパイアされて作った曲。
確か1990年の。
''summer holiday 1999''
最近new versionも作ったようで、一番に、と聴かせてくれました。
光栄です。
また少し違う雰囲気で、とても好きでした!
そして今はブライアン・イーノ聴いています。